「客室清掃は毎日徹底している。消臭剤も使っている。それでもお客様から『部屋がカビ臭い』と言われてしまう」
ホテル・旅館の現場でよくあるお悩みです。壁・床・ファブリックをいくら清掃しても臭いが取れない場合、発生源は目に見える場所ではありません。多くの場合、空調の吹出口の内部に潜んでいます。
冷房を入れた瞬間に臭うなら、原因はほぼ空調内部です
チェックすべきサインはシンプルです。
✓ 冷房の運転開始直後に、カビ臭・酸っぱい臭いがふっと出る
✓ 吹出口のルーバー(風向きの羽根)に黒い点状の汚れが見える
✓ 客室に入った瞬間に「こもった臭い」を感じる
これらに当てはまる場合、吹出口の内側とその奥でカビが繁殖し、送風のたびにカビ臭と胞子が客室全体にまき散らされている状態です。
なぜ吹出口の内部にカビが生えるのか
冷房運転中、空調内部では冷たい空気と室内の湿気がぶつかり、結露が発生します。吹出口の内側は「水分」「ホコリ(カビの栄養)」「暗所」というカビの繁殖条件が3つとも揃う場所です。
特にホテル客室は、チェックアウト後に空調を止める→湿気が内部にこもる→次のチェックインで再稼働、というサイクルを毎日繰り返すため、家庭よりもカビが育ちやすい環境にあります。
そして厄介なのは、客室の空気は空調を循環し続けるという点です。吹出口内部にカビがある限り、客室には「カビを通過した空気」が供給され続けます。これが、いくら室内を清掃・消臭しても臭いが戻ってくる理由です。
通常清掃で取れるのは「表面」だけ
客室清掃でルーバーの表面を拭いても、カビの本体は吹出口の奥、送風路の内壁やファンに根を張っています。市販のスプレーで表面のカビを漂白しても、奥に残った菌糸からすぐに再発します。
ホテル客室の空調は本体が天井裏にある隠蔽型が主流のため、奥のカビを除去するには分解を伴う洗浄が必要ですが、これに対応できる業者は多くありません。
→ 関連記事:ホテルの隠蔽型空調の分解洗浄|対応できる業者が少ない理由
カビ臭を放置する3つの経営リスク
① 口コミ評価への直撃
「部屋がカビ臭い」はOTAレビューで最も書かれやすい不満のひとつで、予約率と客室単価に直接響きます。
② 衛生面の懸念
カビ胞子を含んだ送風は、アレルギーをお持ちのお客様には健康上のリスクにもなり得ます。
③ 禁煙化・リニューアル投資の効果が削がれる
壁紙を替え、室内を消臭施工しても、空調内部の汚染が残っていれば臭いは送風とともに戻り、投資効果が損なわれます。
HONUの吹出口・空調内部カビ洗浄
株式会社HONUでは、臭いの発生源である吹出口内部から空調本体(熱交換器・送風ファン・ドレンパン)までを分解洗浄し、カビを根本から除去します。
さらに洗浄後には、独自の三元触媒(酸化チタン+銀+プラチナ)による抗菌コーティングを施工。カビの再発生と臭いの再付着を抑え、洗浄効果を長持ちさせます。
効果は感覚ではなく数値でご確認いただけます。施工前後のVOC(揮発性有機化合物)測定と風量測定を実施し、施工報告書としてご提出します。実際の施工では、客室21室の平均風速が約4倍に回復した実測データもあります。
→ 関連記事:分解洗浄で空調の風量はどれだけ回復するのか?施工前後の「風力テスト」実測データを公開
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よくあるご質問
Q. オゾン脱臭や消臭スプレーでは解決しませんか?
A. 一時的に臭いを抑えることはできますが、発生源のカビが吹出口の奥に残っている限り、送風のたびに臭いは再発します。根本解決には物理的な洗浄が必要です。
Q. カビが生えているかどうか、事前に確認できますか?
A. 冷房開始直後の臭いとルーバーの黒ずみが簡易的なサインです。現地調査では吹出口内部を直接確認し、状態を写真でご報告します。
Q. 洗浄すればもうカビは生えませんか?
A. 洗浄だけでは時間とともに再発します。当社では洗浄後に抗菌コーティングを施すことで再発を抑制していますが、環境により定期的なメンテナンスをおすすめする場合があります。
Q. 臭いの指摘が多い客室だけお願いできますか?
A. 可能です。指摘の多い客室から優先的に施工する段階的な計画も、よくご採用いただいています。