旅館の畳のカビ臭を張り替えずに取り戻す|足の皮脂汚れとアルカリ→中性の2段階洗浄|客室リフレッシュ施工【触媒のチカラ(HONU)】

旅館畳カビ臭は、和室の心地よさを損なう厄介な問題です。せっかくの落ち着いた和空間も、畳から立ちのぼるカビ臭や湿ったような匂いがあると、宿泊体験の印象が大きく下がります。「もう張り替えるしかない」と思われがちですが、蓄積した汚れや臭いは、張り替えずに専門洗浄で取り戻せることがあります。この記事では、旅館畳カビ臭の原因と、畳を張り替えずに再生する方法を解説します。

この記事でわかること:畳がカビ臭くなる原因(湿気とカビ、足からの皮脂汚れ)/市販のDIY消臭の限界/アルカリ→中性の2段階洗浄で畳を再生する方法/い草畳とビニール畳の違い


旅館畳カビ臭の原因は「湿気」と「足からの皮脂」

畳がカビ臭くなる原因は、大きく2つあります。ひとつは湿気です。い草は湿気を吸いやすく、湿度が高い状態が続くとカビが繁殖し、独特の臭いを放ちます。もうひとつが、見落とされがちな足の裏から出る皮脂(油)です。素足で歩く畳の表面には、皮脂が少しずつ付着・蓄積し、これが黒ずみや臭いの原因になります。

旅館では多くのお客様が素足で畳の上を歩くため、一般家庭以上に皮脂が蓄積しやすい環境です。日々の掃除機がけや乾拭きでは、この蓄積した皮脂汚れやカビ臭は取り切れません。

市販の消臭・DIYでは取り切れない理由

畳のカビ臭対策として、エタノール・重曹・天日干しといった方法がよく紹介されます。これらは応急処置としては有効ですが、表面のカビや軽い臭いには効いても、畳の目の奥に蓄積した皮脂汚れやカビ臭を根本から除去することは難しいのが実情です。特に稼働率の高い旅館の客室では、蓄積の度合いが家庭とは異なり、市販の方法では対応しきれないケースが多くなります。

かといって、まだ使える畳を張り替えるのは、費用も時間もかかります。そこで、張り替えずに専門洗浄で再生するという選択肢があります。

旅館畳カビ臭を、アルカリ→中性の2段階洗浄で除去する

HONUでは、畳の汚れの正体である皮脂に着目し、2段階で洗浄します。まずアルカリ性の洗剤で皮脂汚れを分解・除去し、その後中性の洗剤で仕上げます。皮脂と汚れが除去されることで、天然のい草畳の場合は、い草本来の香りが復活することもあります。

畳表面の皮脂汚れ(左)と、2段階洗浄で汚れを除去した様子(右)

▲ 畳表面に蓄積した皮脂汚れ(左)と、洗浄で汚れを除去した様子(右)(導入施設での施工事例)

STEP1|アルカリ性洗剤:足からの皮脂汚れを分解・除去する
STEP2|中性洗剤で仕上げ:洗浄後を整え、畳のコンディションを戻す
い草本来の香り:天然い草畳では、汚れの除去により香りが復活することも

い草畳とビニール畳で、期待できる効果が違う

近年は、天然のい草ではなく、ビニール(樹脂)製の畳を採用する旅館も増えています。畳の種類によって、洗浄で期待できる効果が異なるため、あらかじめ知っておくことが大切です。

畳の種類天然い草畳ビニール(樹脂)畳
皮脂・カビ臭の除去2段階洗浄で除去できる表面・裏側の汚れやカビ臭を除去できる
い草の香り汚れ除去で香りが復活することももともと香りがないため対象外

ビニール畳は水や中性洗剤に強く掃除しやすい反面、裏側に湿気がこもるとカビが生えることがあります。い草・ビニールいずれの場合も、蓄積した汚れやカビ臭は専門洗浄で除去できます。ご施設の畳がどちらかは、事前の客室トリアージで確認します。

客室リフレッシュ施工の中での旅館畳カビ臭の改善

旅館畳カビ臭の除去は、客室全体を洗浄で再生する「客室リフレッシュ施工」の一環として実施できます。木部のヤニ除去・浴室の水垢除去・空調内部の洗浄とあわせて畳まで再生することで、和空間全体を張り替えずに、清潔で心地よい状態に戻します。稼働を大きく止めることなく、計画的に進められます。

導入施設の声

「客室全体の洗浄がとても丁寧で、客室だけでなく共用部の廊下カーペットや壁・天井までワントーン明るくなりました。細かいところでは電球まで綺麗にしてくれて、施設全体の印象が変わりました」

旅館畳カビ臭に関するよくある質問

Q. 掃除機や乾拭きをしても畳の臭いが取れません。

畳の目の奥に蓄積した皮脂汚れやカビ臭は、日常の掃除では取り切れません。清掃不足ではなく、汚れの性質によるものです。アルカリ→中性の2段階洗浄など、専門的な除去をおすすめします。

Q. 洗浄でい草の香りは戻りますか?

天然のい草畳の場合、表面の皮脂汚れを除去することで、い草本来の香りが復活することがあります。ただし畳の状態によります。ビニール(樹脂)畳はもともと香りがないため、香りの復活は対象外で、汚れ・カビ臭の除去が中心となります。

Q. 張り替えと洗浄、どちらがよいですか?

畳表が破損している・大きく傷んでいる場合は張り替えが必要ですが、汚れやカビ臭が主な悩みであれば、洗浄による再生で改善が見込めます。まずは事前の客室トリアージで状態を確認することをおすすめします。

畳のカビ臭も、和空間まるごと
「客室リフレッシュ施工」で

畳の皮脂汚れ・カビ臭から、木部のヤニ・浴室の水垢・空調内部の汚染まで徹底除去。和空間の心地よさを、張り替えずに取り戻します。客室トリアージで最適な施工範囲をご提案します。

※掲載の「導入施設の声」は、匿名の導入施設での体感に基づくものです。い草の香りの復活や汚れ除去の程度は、畳の種類・状態・汚損具合により異なります。正確な内容は事前の客室トリアージに基づき算出します。

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