「エアコンクリーニング業者に問い合わせたら、うちの客室の空調は対応できないと断られた」
ホテル・旅館の施設ご担当者様から、このようなご相談を数多くいただきます。これは珍しいことではありません。ホテル客室の空調の多くは「隠蔽型(いんぺいがた)」と呼ばれる天井埋込タイプで、一般的なエアコンクリーニング業者では分解洗浄に対応できないのが実情です。
隠蔽型空調とは?家庭用エアコンとの違い
ご家庭の壁掛けエアコンは本体が室内に露出しており、カバーを外せば内部にアクセスできます。
一方、ホテル客室の空調は、本体ユニットが天井裏に完全に格納されています。客室から見えるのは吹出口と吸込口のグリルだけで、汚れが蓄積する熱交換器・送風ファン・ドレンパンといった心臓部は、すべて天井の裏側にあります。
客室の意匠性を保てるためホテルでは標準的な方式ですが、この構造がメンテナンスの大きなハードルになります。
分解洗浄に対応できる業者が少ない3つの理由
理由① 天井裏の狭い空間で、機種ごとに異なる分解作業が必要
隠蔽型の分解洗浄は、点検口や吸込グリルから天井裏にアクセスし、限られた空間でユニットを分解する作業です。メーカー・型式ごとに構造が異なり、ダクトの取り回しや電装部の位置を理解した上で手順を組み立てる専門知識と経験が求められます。
理由② 漏電・漏水のリスク管理が高難度
天井裏には電気配線や他の設備が密集しています。高圧洗浄の水が電装部にかかれば漏電・故障に直結し、養生が甘ければ客室の天井・壁紙・ベッドを汚損します。家庭用エアコン清掃の延長では対応できない、まったく別次元の技術が必要です。
理由③ 失敗時の損害が大きく、参入できる業者が限られる
施工ミスで空調が故障すれば、その客室は販売停止となり、修理費も高額です。このリスクを負える技術力・経験・保険体制を備えた業者は限られており、結果として「隠蔽型はお断り」という業者が大半なのです。
フィルター清掃だけでは内部の汚れに届かない
日常清掃でアクセスできるのはフィルターとグリル表面までです。しかし、臭い・カビ・タバコのタールが蓄積するのは、その奥にある熱交換器・送風ファン・ドレンパン。ここは分解しない限り洗浄できません。
竣工から一度も分解洗浄をしていない客室の空調内部は、想像以上に汚染が進んでいるケースがほとんどです。特にカビは吹出口の内部にも繁殖し、客室の臭いの直接の原因になります。
→ 関連記事:客室のいやな臭いの正体は「空調吹出口の中のカビ」
HONUの隠蔽型空調 分解洗浄
株式会社HONUでは、対応業者の少ない隠蔽型空調の分解洗浄をホテル・宿泊施設専門で行っています。
客室単位の施工
対象客室のみ止めれば施工可能。1室あたり通常1日以内で完了し、翌日から販売できます。
徹底した養生と電装部保護
客室を商品としてお預かりする前提で、内装の汚損リスクを管理します。
効果を数値で報告
施工前後の風量(風力)測定とVOC測定を実施し、施工報告書としてご提出。「きれいになった気がする」ではなく、データで効果をご確認いただけます。
実際の施工では、客室21室の平均風速が施工前0.50m/s→施工後2.00m/sと約4倍に回復した実測データもあります。
→ 関連記事:分解洗浄で空調の風量はどれだけ回復するのか?施工前後の「風力テスト」実測データを公開
ホテルオークラ・ホテルニューオータニ・東急ステイをはじめ、全国の宿泊施設で累計1,000室超の施工実績があります。「他社に断られた」という案件も、まずはご相談ください。
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よくあるご質問
Q. どのメーカー・型式でも対応できますか?
A. 主要メーカーの天井埋込・隠蔽型に幅広く対応しています。型式が不明な場合も、写真や図面、現地調査で事前に確認いたします。
Q. 営業を止めずに施工できますか?
A. はい。客室単位で施工するため、館全体を止める必要はありません。閑散期や稼働の谷間に合わせた工程計画もご提案します。
Q. 1室だけ試すことはできますか?
A. 可能です。臭いの指摘が多い客室での1室デモ施工(有料)をおすすめしています。内部の施工前後写真と測定データで効果をご確認いただけます。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 型式・台数・天井裏の構造により異なるため、現地調査または写真・図面の確認後にお見積もりします。複数室まとめての施工で1室あたりの費用を抑えられます。