柔道・レスリング・柔術・プロレスなどの格闘技現場で広がる「トンズランス菌(マット菌)」。感染力が強く、選手だけでなく家族や子どもにまで広がることから、道場・ジムの環境対策が重要視されています。当社が扱う触媒(抗菌剤)は新日本プロレス・DDTプロレスの道場で実績があり、第三者機関による抗菌試験データも取得しています。
トンズランス菌(マット菌)とは
トンズランス菌は、正式名称をトリコフィトン・トンズランス(Trichophyton tonsurans)という白癬菌(皮膚糸状菌)の一種です。いわゆる水虫やタムシと同じ仲間ですが、もともと日本にはほとんど存在せず、海外から持ち込まれた比較的新しい感染症とされています。
日本では2001年頃から柔道部・レスリング部などの格闘技競技者の間で集団感染が見られるようになり、全国へ拡大しました。格闘技の現場では「マット菌」「新型水虫」などとも呼ばれ、選手や指導者の間では広く知られた存在です。
なぜ格闘技で広がるのか
トンズランス菌の大きな特徴は感染力の強さです。肌と肌が直接触れ合う競技、そして全員が同じマットを使う環境は、菌が人から人へ、人からマットへと移りやすい条件がそろっています。
感染が広がりやすい主な経路
- 競技中の選手同士の直接接触
- マット・畳など共有する練習設備
- タオル・道着・防具などの用具の共用
- 更衣室やシャワールームなど共用スペース
感染すると、顔・首・上半身などに赤い円形の発疹(体部白癬)が出たり、頭皮ではフケや脱毛(頭部白癬)が起こることがあります。選手本人だけでなく、その家族や友人、小さな子どもへ広がった例も報告されています。

トンズランス菌
個人のケアだけでは止まらない理由
感染が疑われる場合、まず大切なのは皮膚科(できれば真菌の専門医)を受診することです。治療は医師の指示に従う必要があり、自己判断で市販薬を使ったり途中でやめたりすると、再発につながることがあります。
一方で、選手個人がいくら治療やケアを徹底しても、練習環境そのものに菌が残っていれば再感染が繰り返されます。多くの大会では出場前のメディカルチェックで皮膚の異常が見つかると出場できなくなるため、日頃の練習環境の衛生管理は、選手のコンディションと施設の信頼の両方を左右する重要な課題です。
プロの現場での実績|新日本プロレス・DDTプロレス
株式会社HONU(KOHKIN LAB)は、医療施設の院内感染対策で培った触媒技術を、格闘技施設の環境対策にも応用しています。抗菌コーティング「デルフィーノ」により、空間に持続的な抗菌環境をつくり出します。
新日本プロレスの道場では、マット菌対策としてデルフィーノを施工。継続して導入いただいています。またDDTプロレス(株式会社CyberFight)の道場でも、選手約60名が使用する練習環境に導入され、定期的な抗菌持続力検査とあわせて、選手が安心して練習に専念できる「場」づくりに役立てられています。

NEW JAPAN

NEW JAPAN
第三者機関による抗菌試験データ
HONUでは、自信を持ってご紹介できるよう、第三者機関である一般財団法人 日本食品分析センター(JFRL)で培養試験を実施しました。その結果、デルフィーノがトンズランス菌に対して抗菌効果を持つことが客観的なデータとして示されています。
試験データ(JFRL/2016年)
※JIS Z 2801(抗菌加工製品の試験方法)を参考に実施。一般に抗菌活性値2.0以上で「抗菌効果あり」とされます。
24時間後も菌が多数生存
24時間後は菌が検出限界以下(<0.63)

エビデンス

エビデンス2

エビデンス3
試験機関:一般財団法人 日本食品分析センター/供試菌:Trichophyton tonsurans var. sulfureum NBRC 5945
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、診断・治療に代わるものではありません。感染が疑われる場合は医療機関を受診してください。
参考:全日本柔道連盟、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター ほか


