美容室・サロン特有の空調トラブルとは|ヘアスプレーが業務用エアコンを詰まらせる理由【触媒のチカラ(HONU)】

美容室・ヘアサロン 空調コラム

美容室・サロン特有の空調トラブルとはヘアスプレーが業務用エアコンを詰まらせる理由

「毎年洗浄しているのに水滴が落ちる」「なんとなく臭い」——その原因は、ヘアスプレーや薬剤ミストが空調の内部に蓄積し続けているからです。

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美容室の空調トラブル、原因はフィルターではない

美容室やヘアサロンで起こる「エアコンから水滴が落ちる」「施術中に異臭がする」「冷暖房の効きが悪い」といったトラブルは、多くの場合フィルター清掃だけでは改善しません。

フィルターを掃除しても翌シーズンにはまた同じ症状が出る——その理由は、問題の本質がフィルターの奥にある「アルミフィン」に潜んでいるからです。

ヘアスプレーはどこへ行くのか

施術中に使用するヘアスプレーや薬剤は、微細なミストとして空間に飛散します。このミストの粒子は非常に小さく、フィルターをすり抜けて空調の内部深くまで侵入します。

STEP 01
アルミフィンに付着・蓄積

スプレーに含まれる樹脂・油分・シリコンがアルミフィン全面に付着。営業日ごとに少しずつ蓄積し、数ヶ月で油膜層を形成します。

STEP 02
フィンが「疎水性」に変化

本来アルミフィンは親水性に設計されています。しかし油膜が表面を覆うと疎水性に変わり、結露水が排水溝に流れずに水滴として溜まります。

STEP 03
水滴・異臭が客席に直撃

溜まった結露水は吹出口から水滴として飛散。同時に油膜にカビが繁殖し、異臭が送風とともに室内に広がります。

なぜ毎年洗浄しても再発するのか

一般的な内部洗浄(高圧洗浄)は表面の汚れを除去するだけで、フィン深部に固化した樹脂・油膜には効果がありません。表面がきれいになっても油膜の核となる層は残り続けるため、翌シーズンには同じ症状が再発します。

放置するとどうなるか

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お客様への直接ダメージ

施術中に水滴がお客様の頭や服に落ちることは、クレームや信頼失墜に直結します。カラーリング・縮毛矯正などの繊細な施術中に起きると取り返しのつかないトラブルになることも。

電気代の増加

油膜とカビの堆積はアルミフィンの熱交換効率を著しく低下させます。エアコンはフル稼働し続け電力消費が増加。施工前後の風速計測では平均4倍の風量回復が確認されています。

🔧

機器寿命の短縮

油膜汚染が進行したまま放置すると、ドレンパンの詰まりによりエアコンが完全停止するケースがあります。繁忙期に機器が止まれば営業に直接影響します。

改善のために必要なこと

美容室・ヘアサロンの空調トラブルを改善するには、フィルター清掃ではなく業務用空調の分解洗浄が必要です。

01

完全分解・専用薬剤洗浄

アルミフィン・ドレンパン・送風ファンを取り外し、ヘアスプレー由来の油膜に対応した専用薬剤で洗浄。

02

三元触媒コーティング

プラチナコロイド・銀コロイド・酸化チタンをコーティング。抗菌・防カビ効果で再汚染を抑制。

03

VBフィルター設置

吸気口にPM2.5・油分子をブロックするVBフィルターを設置。次回洗浄までの期間を延ばします。

04

風速計測レポート

施工前後に風速を計測し、改善効果を数値でご報告。データで効果を確認できます。

まとめ

美容室・ヘアサロンのエアコントラブルは、ヘアスプレー・薬剤ミストによるアルミフィンの油膜汚染が根本原因です。分解洗浄と触媒コーティングで改善することで、水滴・異臭・風量低下の症状が解消されます。毎年同じ症状が繰り返されているサロンは、一度業務用空調の分解洗浄をご検討ください。

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