SEALED ROOM / AIR ENVIRONMENT
窓が開かない客室の
空気環境を、整えませんか。
高層階の客室、内廊下の客室、はめ殺し窓の客室。空気の出入りが空調系統に集約される客室では、給気と排気の状態がそのまま空気環境になります。
確認すべき箇所は6つです。
順に見ていけば、手を入れる場所が定まります。
このページでわかること
01窓が開かない客室で、空気環境が変化していく仕組み
02確認していただきたい6つのリスクポイント
03それぞれの箇所で、支配人が客室に立って確かめられること
04専門業者へつなぐ判断の目安
SECTION 01
空気の出入りが、空調に集約されています
窓が開く客室であれば、清掃時に窓を開けることで空気が入れ替わります。設備の状態が万全でなくても、日々の運用のなかで補うことができます。
窓が開かない客室には、この補いがありません。給気と排気のすべてが空調系統を通ります。設備の状態が、そのまま客室の空気環境になります。
新築から10年ほどは、給気と排気のバランスが設計どおりに保たれます。変化はゆるやかに進むため、気づく機会が生まれにくいのが実情です。10年を超えたあたりから、確認する価値が出てきます。
補う手段がないということは、整えた効果がそのまま表れるということです。
窓が開かない客室ほど、確認の価値は大きくなります。
SECTION 02
6つのリスクポイント
当社がホテル・旅館の現場で確認してきた内容を、6つに整理しました。それぞれ詳しい解説をご用意しています。
POINT 01 / 給気
外調機は外気をそのまま客室へ送り込む装置で、温度や湿度を整える機能はありません。フィルターが1枚あるだけの構造です。メンテナンス契約の範囲外であることも多く、清掃により給気量が回復します。
POINT 02 / 排気
入る量と出る量は連動します。換気扇ダクトに埃が溜まると、排気の量が少しずつ減ります。当社の施工では、21室で風速が0.50m/sから2.00m/sへ回復した例があります。
POINT 03 / フィルター
日常清掃で窓を開けられないぶん、埃が空調へ集まります。当社の体感では、窓が開く客室の2倍ほどの速さです。フィルターは交換ではなく清掃で対応できます。
POINT 04 / 天井内
天井の上には空調本体とダクトが収まっています。浴室の湿気が抜けにくい客室では、カビが生じやすい環境になります。点検口を開けての作業となるため、日常業務の範囲外です。
POINT 05 / カビ臭
空調を止めた状態と運転した状態で臭気を比べます。運転すると強まる場合は空調系統、変わらない場合は客室内に発生源があります。入室直後の数分が判断しやすいタイミングです。
POINT 06 / タバコ臭
喫煙フロアでは天井内やダクトにもタバコ臭が留まります。内装工事の範囲に天井内と空調内部は含まれていません。洗浄と触媒施工により、リフォームを伴わずに転換できます。
6つのうち、気になる箇所はございましたか。
判断が難しい場合も、お気軽にご相談ください。
SECTION 03
客室に立って、その場で確かめられること
設備の知識がなくても、客室に立てば分かることがあります。3室ほど続けて試すと、傾向が見えてきます。
1換気扇にティッシュを当てる
吸い付いて落ちなければ排気は働いています。すぐに落ちる場合は、確認の価値があります。
2空調を止めた状態と運転した状態で比べる
運転すると臭気が強まる場合、発生源は空調系統にあります。入室直後の数分が最も分かりやすいタイミングです。
3フィルターを見る
内玄関の上部にある正方形の開口が吸い込み口で、その内側にフィルターがあります。埃の厚みが、そのまま改善余地の大きさです。
当社は2026年8月1日より、客室禁煙化・客室リフレッシュ施工・空調分解洗浄のいずれの施工でも、気流チェックを標準工程としています。吸気の方式を判別し、空調フィルターと換気扇ダクトの状態を確認し、風速計で計測したうえで、客室ごとにご報告します。
SECTION 04
施工実績
客室禁煙化 施工実績
6,000室超
2026年6月時点
客室禁煙化、客室リフレッシュ施工、業務用空調の分解洗浄。いずれも施工の前に客室トリアージ(客室ごとの臭気・損傷の確認)を実施しています。窓が開かない客室については、気流の状態から確認します。
FAQ
よくあるご質問
Q.どこから確認すればよいですか。
換気扇にティッシュを当てるところから始めてください。設備の知識がなくても判断でき、排気の状態が分かれば給気側の見当もつきます。
Q.自社で対応できる範囲はどこまでですか。
空調フィルターの清掃までは、手順を決めておけば日常業務のなかで実施できます。天井内、外調機、ダクト内部は高所作業と設備の知識が必要になりますので、専門業者へご依頼ください。
Q.竣工から何年くらいで確認すべきですか。
新築から10年ほどは、給気と排気のバランスが設計どおりに保たれます。10年を超えたあたりから、確認の価値が出てきます。
Q.営業への影響を抑えて進められますか。
客室単位で進められます。対象となる客室は作業日に販売を止めていただく形になりますが、フロア単位で止める必要はありません。日程はご相談のうえ調整します。
CONTACT
窓が開かない客室の空気環境について、
まずはご相談ください
空調内部の分解洗浄については、こちらをご覧ください。
喫煙フロアの転換をご検討の場合は、こちらをご覧ください。
香水臭・シップ臭・漢方臭など、臭気の種類ごとの対応はこちらをご覧ください。