ホテルのカーペット種類について
素材はウールか化繊か|敷き方はタイルかロールか
カーペット洗浄の日程を組む前に 当社が確認していることをご案内します。
この記事の要点
01 ウールのカーペットは化繊の倍の乾燥時間がかかります
02 臭いが取れない場合 タイルカーペットならローテーションも選べます
03 カーペットの素材が変わっても 当社の扱う洗剤は変わりません
同じ洗浄でも必要な乾燥時間は異なります
カーペット洗浄の日程を組むとき 洗浄そのものにかかる時間はどの客室でも大きく変わりません。日数を左右するのは そのあとの乾燥です。
乾燥にかかる日数は 客室のカーペットによって決まります。見るところは2つです。
素材|化繊かウールか
乾燥にかかる日数が変わります。売り止めの日数に直結します
敷き方|タイルかロールか
乾燥が間に合わない場合に 取れる手段が変わります
ホテル客室で最も多いのは タイルカーペットの化繊 です。乾燥が進みやすく 間に合わない場合の逃げ道もある組み合わせです。
ウールのカーペットは化繊の倍の乾燥時間がかかります
素材による差は小さくありません。
化繊
繊維が水分を抱えにくいため 乾燥が進みやすい素材です
ウール
繊維が水分を抱え込むため 化繊の倍の乾燥時間がかかります

素材によって客室の再開までの日数が変わります
CHECK POINT
ウールの客室は売り止めの日数が変わります
化繊の客室と同じ日程では計画できません。施工の順序を組み替え 乾燥に充てる日数を長く取ります。
窓を開けられない客室では この差がさらに広がります。乾燥の条件については カーペット洗浄の乾燥方法にまとめています。
臭いが取れない場合はタイルカーペットのローテーションも選べます
洗浄そのものに差はありません。差が出るのは 臭いが取れず対応に苦慮する場合の選択肢です。
タイルカーペット|ローテーションという選択肢があります
臭いが取れない場合に限り 臭いの残るタイルをベッド下の無臭のタイルと入れ替えます
ロールカーペット|入れ替えができません
一枚物として敷き込まれているため 部分的な入れ替えができません。洗浄と乾燥で仕上げます

臭いが取れない場合に取れる手段が変わります
建物の仕様が 苦慮した場合の打ち手を左右します。ローテーションの方法は カーペット洗浄の乾燥方法で図解しています。
カーペットの素材が変わっても 当社の扱う洗剤を変える必要はありません
ウールは薬剤に弱いという印象をお持ちの方もいらっしゃいます。当社が扱う洗剤はすべて色落ちしないものですので カーペットの素材によって変える必要はありません。
汚れ 菌 臭気のどの段階に対処するかで洗剤を選び分けますが その基準は化繊でもウールでも同じです。薬剤の詳細は カーペットの雑菌臭を無機物に変えるをご覧ください。
カーペットの素材で変わるのは洗剤ではなく 乾燥に必要な日数 です。ここを見誤ると 客室の再開予定が崩れます。
カーペットの素材が分からなくても問題ありません
図面や仕様書が残っていない施設も少なくありません。その場合は現地で確認します。
一口コラム
素材はカーペットの深さと手触りで判別します。ウールは繊維が深く 手のひらで押したときに沈み込みます。化繊は戻りが早く 表面が硬く感じられます。施設側でご用意いただくものはありません。
カーペット施工で当社が標準にしていること

客室を1室ずつ計測し 部屋ごとに記録します
客室内湿度 空調風速 換気扇風速 浴室排水を1室ずつ計測し 部屋ごとに記録します。カーペットの素材と敷き方もあわせて確認し 乾燥にかかる日数を見込んだうえで着手の順序を決めます。
施工の範囲と進め方は ホテル客室のカーペット洗浄をご覧ください。
よくあるご質問
Q ウールのカーペットは洗浄できますか
A 洗浄できます。当社が扱う洗剤はすべて色落ちしないものですので、カーペットの素材によって変える必要はありません。ただしウールは繊維が水分を抱え込むため、化繊の倍の乾燥時間がかかります。売り止めの日数を長めに見込んで計画します。
Q 客室のカーペットの素材が分かりません
A 現地で確認しますので、図面や仕様書がなくても問題ありません。素材はカーペットの深さと手触りで判別します。ウールは繊維が深く、手のひらで押したときに沈み込みます。化繊は戻りが早く、表面が硬く感じられます。
Q タイルカーペットとロールカーペットで施工に差はありますか
A 洗浄そのものに差はありません。差が出るのは、臭いが取れず対応に苦慮する場合です。タイルカーペットであれば、臭いの残るタイルをベッド下の無臭のタイルと入れ替えるという選択肢が取れます。ロールカーペットでは部分的な入れ替えができません。
Q ホテル客室ではどの種類が多いですか
A タイルカーペットの化繊が最も多くなっています。乾燥が進みやすく、臭いが取れない場合にはローテーションという選択肢も取れるため、施工の面では条件が整った組み合わせです。